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やっぱり読書  おいのこぶみ

やっぱり読書 おいのこぶみ

クリスティの手のひら

【クリスティの手のひら】


クリスティはなんといってもミステリの女王、知らない人はいない。

でも私はうとくて、遅くて30代半ばに読み始めた。
創元社の『ゴルフ場の殺人』ポワロもの。
友人が処分するものだから読んでみたらと、
いろんな種類のミステリをくれた中のひとつ。

クリスティの本のほかに

エラリイ・クイーン『Yの悲劇』
デイクスン・カーター『帽子収集狂事件』
カーター・ディクスン『白い僧院の殺人』
F.W.クロフツ『フレンチ警部の多忙な休暇』
デイック・フランシス『本命』

が入っていたから、
今から考えると入門書が網羅されているのだ。
持つべきは友、有難い。

『ゴルフ場の殺人』はとてもおもしろかった。
シャーロック・ホームズしか読んでいなかったので、
ポワロのキャラクターが新鮮であった。

またまた別の友人にその話をしたら、
そのころ話題になっていた『カーテン』と
『スリーピングマダー』を貸してくれる。

つまり、金庫に保管されていて、
クリスティが亡き(1976年?)後に
世に出して欲しいという遺言つきのもの。

『カーテン』は亡くなる1年まえに出版されたが、
『スリーピングマダー』は遺言どおり。
要するに膨大なクリスティ作品の最終から、
会ってしまったというわけ。
『スリーピングマダー』のミス・マープルが好感度、
はまってしまった。
さっそくマープルもの全作品読んだ。
14冊くらいあるかな。

ポワロもので好きなのは

『ゴルフ場の殺人』
『カーテン』
『オリエント急行の殺人事件』
『青列車の秘密』
『スタイルズ荘の怪事件』
『ABC殺人事件』
『アクロイド殺し』

その他では

『茶色の服の男』
『そして誰もいなくなった』

皆様の評価と違っていないと思う。
トミーとタペンスものも、時の流れがたどれておもしろい。

メアリ・ウエストマコット名義の

『春にして君を離れ』

はミステリではないけれどなんともいえない情緒があって、
一番好きかも知れない。

一度書いたがこのブログを始めたため、
他の本を読むのに忙しく、クリスティ全作品踏破は止まっている。
あと30冊ほど残っている。(脚本は除いて)

手のひらでころがされているのである

『死との約束』の感想



読了本

ポアロもの

スタイルズの怪事件(創元社文庫)スタイルズの怪事件(ハヤカワ・ミステリ文庫)
ゴルフ場の殺人(創元社文庫)ゴルフ場殺人事件
カーテン
晩餐会の13人(創元社文庫)エッジウェア卿の死(ハヤカワ・ミステリ文庫)
ハロウィン・パーティ
ABC殺人事件
アクロイド殺害事件(創元社文庫)アクロイド殺し(ハヤカワ・ミステリ文庫)
謎のビッグ・フォア(創元社文庫)ビッグ4
青列車の謎(創元社文庫)青列車の秘密
オリエント急行の殺人事件(創元社文庫)
もの言えぬ証人
ヘラクレスの冒険
第三の女
メソポタミヤの殺人
邪悪の家
三幕の殺人
雲をつかむ死
『死との約束』
杉の柩
ポアロのクリスマス
『ナイルに死す』


マープルもの

スリーピング・マーダー
『ミスマープルと13の謎』(創元社文庫)火曜クラブ(ハヤカワ・ミステリ文庫)
ミスマープル最初の事件(創元社文庫)牧師館の殺人書斎の死体
ポケットにライ麦を
カリブ海の秘密
動く指
鏡は横にひび割れて
パディンドン発4時50分
復讐の女神
魔術の殺人
予告殺人
バートラム・ホテルにて
クリスマスプディングの冒険


トミーとタペンスもの

二人で探偵を(創元社文庫)おしどり探偵
秘密機関
NかMか
親指のうずき
運命の裏木戸


その他

茶色の服を来た男
そして誰もいなくなった
『春にして君を離れ』
『春にして君を離れ』再読
愛の重さ
娘は娘
暗い抱擁
未完の肖像
愛の旋律
パーカー・パイン登場
死への旅
蒼ざめた馬
ねじれた家
七つの時計
シタフォードの秘密
わすれられぬ死
『終りなき夜に生れつく』
『無実はさいなむ』






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